格安SIM 超入門②
「格安SIMにして、携帯料金安くしたい!」
「今、使っているスマホをそのまま使いたい!」
「そのためには、SIMロック解除が必要。けど、SIMロック解除って何?」
「格安SIMにのりかえる前に今の携帯会社の解約は必要?」
「格安SIMにのりかえた後、スマホで何か設定する必要はあるの?」
格安SIMへののりかえを決めた方が抱く疑問は様々ですが、今回は、格安SIMにのりかえる時の手順についてご紹介します。
目次
1.SIMロック解除(使っているスマホをそのままで格安SIMを使う場合)
2.SIMロック解除が不要なケース
3.今の携帯電話会社で事前にやっておくべき事は?
4.格安SIMにのりかえた後、やるべき事は?
1.SIMロック解除(使っているスマホをそのままで格安SIMを使う場合)
「格安SIM超入門①〜格安SIMとは?〜」の記事にSIMカードについて書かれていますが、大手携帯電話会社から販売されているスマホの中に入っているSIMカードはその携帯電話会社のスマホでしか利用できないように、「SIMロック」と呼ばれるロックがかけられています。
そのままでは、格安SIM会社のSIMカードを入れても使用することができません。
使っているスマホはそのままで格安SIMにのりかえるためには、そのロックを解除する「SIMロック解除」という手順が必要になってきます。
SIMロック解除をするには、2つの方法があります。
1つはドコモショップ、auショップ、ソフトバンクショップなどの各携帯電話会社のショップにスマホを持ち込んで手続きを申し込む方法。
もう一つは、Webで申し込む方法です。
ショップでのSIMロック解除
・SIMロック解除後の注意事項の説明を受けることができる
・解約後のスマホのSIMロック解除もショップだと可能(詳細は、各ショップ にてお問い合わせ下さい)
ただし、この場合はSIMロック解除手数料3,000円(税別)がかかります。
各電話会社のユーザー専用WebページでSIMロック解除を申し込む
・無料でSIMロック解除手続きができる
ただし、いずれの方法でも、全てのスマホがSIMロック解除に対応しているというわけではありません。機種や発売日、また購入してからどれくらい経過しているかといった条件があります。
詳しくは各携帯電話会社のWebページで確認してみて下さい。
NTTドコモ SIMロック解除
au SIMロック解除のお手続き
ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除
2.SIMロック解除が不要、そのまま他社の格安SIMを契約して使えるケース
SIMロック解除不要で、格安SIMにのりかえられるケースは次の2つです。
①大手携帯電話会社のスマホで、大手電話会社の回線を借用した格安SIM会社
(例)docomoのスマホとdocomo回線を利用したLINEモバイル
ただし、この場合はスマホの種類や、のりかえ先の格安SIM会社のプランによって、SIMロック解除が必要か不要か変わってきます。
事前に、SIMロック解除が必要かどうかは、のりかえ先の格安SIM会社のWebサイトで確認することをおすすめします。
②初めからSIMロックがされていないスマホを使っている
(例)アップルストアで購入したiPhoneや量販店で購入したSIMフリースマホなど
この場合は、SIMロック解除は不要です。
3.今の携帯電話会社で事前にやっておくべき事は?
SIMロック解除を終えたら、あとは今使っている携帯電話番号そのままで格安SIMにのりかえる為の手続きをします。
「携帯電話番号ポータビリティ(10桁の数字からなるMNP予約番号の取得)」という言葉を聞いたことがある方もいると思いますがこれを移転前の携帯電話会社でする必要があります。
MNP予約番号の取得方法ですが、
・各電話会社のユーザー専用Webページ
・ショップ
・電話での受付窓口
の3つです。
大手携帯電話会社では、上記3つの方法でMNP予約番号の取得ができ、かつ即日で発行されますが、格安SIM会社を既に利用していて、MNP予約番号を取得する場合は、Webページでしか手続きできなかったり、MNP予約番号発行まで数日かかるケースもあるので、注意が必要です。
MNP予約番号取得時の疑問①
「手続きをしたら、即解約されるのか?手数料はかかるのか?」
手続きをしただけでは、解約はされません。予約番号を取得して、格安SIMにのりかえが完了した時点で解約される流れとなります。
手数料関しては、MNP転出手数料と呼ばれます。携帯電話会社にもよりますが、3,000円(税抜き)程度となっています。
手数料に関しても、のりかえが完了した時点で請求されるので、MNP予約番号を発行しただけでは、請求されません。
NP予約番号取得時の疑問②
「MNP予約番号の有効期限は?」
MNP予約番号取得日を含めて15日間です。ただ、格安SIM会社によっては、有効期限が10日以上残っているものに限り、のりかえ受付可能といったケースもあります。
有効期限が過ぎてしまった場合は、再度手続きが必要になります。
4.格安SIMにのりかえた後、やるべき事は?
最近のスマホであれば、特に設定する必要がないものがほとんどですが、SIMカードを入れても、通信ができない場合は初期設定が必要になります。
「APN設定」と呼ばれるものですが、今使っているスマホがAndroidかiPhoneかで必要な設定方法が変わってきます。
しかし、いずれの場合でも格安SIMを契約したら簡単なマニュアルがSIMカードについていますので、その手順通りに設定をすれば問題ありません。
ただし、iPhoneの場合は各格安SIM会社の「構成プロファイル」と呼ばれるものをインターネット上からダウンロードする必要がある為、(設定方法はマニュアルについてありますが)APN設定の際はWi-Fi環境が必要になります。
以上、格安SIMにのりかえる際の手順についてご説明しました。ここまで読んで頂いて、格安SIMへののりかえの手順について理解度を高めて頂けたでしょうか?
「もう少し、格安SIMのことについて知りたい」
そう思われた方は、是非弊社が運営する携帯ショップ「TOP1」へ足を運んでみて頂ければと思います。「来店者の方、一人一人にあった格安SIMをご提案する」このことをモットーに弊社のモバイルアドバイザーは日々店頭に立っております。